2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。

11名(女性4名 男性7名)にて賑やかに山行。
静岡県と長野県の領土面積に重大なる影響を及ぼすと言われている(ウソ)
兵越峠の「国取り綱引き合戦」会場広場を横目に、9時頃林道へと入る。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。

ちなみ綱引きは、ここ数年、信州軍長野県の勝利が続き、
3m程遠州軍静岡県は、領土を減らしているそうである。
静岡県民らしいなと、何故か納得してしまう。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。


杉林だけでなく落葉樹も多い林道のため、
青空が開かれた明るい風景に心が和む。
国盗山(1247m)遠木山(1308m)へと繋がっていく峠道は、
整備されていて快適に歩くことができる。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。



この峠道にはヒメシャラ(姫沙羅)の大木が多数ある。
その幹は、ひんやりと冷たい事をメンバーに教えて頂く。
なるほど驚くほど涼しく気持ち良い幹である。
椿科の一種で、日本の3大美幹だそうである。


青崩嶺(1368m)に入る。青崩峠に向かってここから200m程下りが続く。

この下りが、誠に心情的に勿体なく、しかも落葉で滑り易く
嗚呼、楽はさせてくれないなと、思っているうちに青崩峠に到着。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。
2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。
2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。


11時20分頃到着にて、和みの昼食となった。


峠道に、歴史の面影を追いつつ帰途に着く。
来た峠道を登り返すしんどさを忘れる為に連想してみた
司馬遼太郎著「峠」を、頭の中で読み返してみるが、
物語の壮烈さを思い出して寒くなってしまう。
こりゃいかんと、今日の霞が少しかかる青空を見上げて暖まる。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。




帰りには、青崩嶺辺りから青崩峠への標識が分かりにくいのを、
メンバーの皆さんが、迷い無く整備されている。大変頼もしい。
到着は14時15分頃でした。2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。


本日は山行終了後、磐田の地において怒涛の親睦会もあり、
筋肉痛も吹き飛びます。
楽しい山行ありがとうございました。

次回の山行に続く。。。。。。。




この記事へのコメント
山行の最中に、司馬遼太郎「峠」上下巻を思い起こしてしまったので、本格的に読み返しました。王陽明の陽明学とは、結晶化すると、かくも凄まじいモノなのかと戦慄してしまいます。
学生の時、鳥肌が立ったこの小説は、少しジジイの今読んでも、鳥肌モノでした。
Posted by 磐田山の会磐田山の会 at 2024年04月24日 11:09
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2024年4月13日 兵越峠~青崩峠(遠州と信州を結ぶ塩の道)山行。
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